魔法の粉でロールケーキ

先月末、シカゴまで2泊2日の小旅行に行ってきました。
今回のシカゴ行きのメインは、友達のyokoちゃんご夫妻に会うことでした。yokoちゃんは私の友達、yokoちゃんの旦那さんはウチの旦那さんの元同僚です。お2人が渡米されたのが約5年前、それから全く会う機会が無かったので実に久しぶりでした。
ホテルで合流後、お2人の住むマンションにお邪魔させてもらい、シカゴのディープディッシュピザをご馳走になりました。そして生後5ヶ月のAkihitoくんとめでたくご対面!
yokoちゃんはここ3年ほどブログを公開してくれていて、私はいつも楽しくみせてもらっていたので、あっきーくんに会うのがとっても楽しみだったんです。かわいかったー。抱っこしていて急に泣かれちゃったときにはびっくりしたけど。どうやら抱っこしたまま立ち上がって欲しかったらしいです。ママは大変だなあ、と思いつつ、yokoちゃんのままっぷりに感心しました。
そしてそして!デザートに出してもらったのがロールケーキ!これまたyokoちゃんのブログによく登場していて、いつも美味しそう〜!とうらやましかったのです。
だってアメリカのケーキは激甘でこってりでとてもたべれないんですもん!しかもロールケーキは売っていない!
なので東京食品で買ってたべてるんです。先月かな、手作りに挑戦してみたのですが、焼き時間が短すぎたらしくスポンジがしっとりしすぎで、しかも生クリームも水っぽくてべっちゃりになってしまったのでした。
それに比べyokoちゃんのロールケーキときたら!素敵に美味しい〜!

うらやましいなあ、と思っていたら、yokoちゃんが秘密兵器をくれたのです。
それが魔法の粉「Softasilk」!1箱どん!とくれて太っ腹!すてき!
なんとなんと、これを使うとメレンゲがつぶれる、とか粉入れたらさっさと混ぜ無きゃダメ!といった制約・コツなしに誰でもふわふわスポンジが作れる、というもの。
どうも、グルテン含有量が非常に少ない小麦粉らしく、かき混ぜても粘りが出ないからいいんだそうです。日本だとてんぷら粉とかスーパーバイオレットという小麦粉が相当品らしいです。
アメリカに住んだことのある女性陣の間では有名らしく、webでレシピがたくさん出てきました。
それを素に昨日は私も挑戦!
ちょっと焼きすぎたかな、と思いましたが、生クリームをまいて一晩寝かせたら、ちょうど良い弾力とふわふわ感で、とっても美味しいロールケーキができました。
わ〜い!yokoちゃん、ありがとう!

作り方はこちら<材料:30x30のロール型用だそうで、我が家の型だと半分で良かった> 
卵:4個(Mサイズ)
砂糖:80g
Softasilk:50g

これだけです!バターとかいらないの! 

0.オーブンを350F(170〜180度)にセットして予熱しておく。
1、卵を室温に戻し、砂糖を加えてハンドミキサーで15分あわ立てる(今回は湯せんした)
2、十分あわ立った卵に粉を加え、さらにミキサーで1分ほどまぜる。
3、紙をしいた型に生地を流し込み、型ごと2,3回作業台に落として空気を抜く。
4、350Fで15分焼き、狐色になったところでオーブンから出す。(10分でいいらしい)
5、紙ごと型から出し、ラップの上にひっくり返して、ケーキクーラー上で冷ます。
6、完全に冷えたら紙をはがし、焼き目のついたほうを上にしてラップ上に置く(今回は両面共に良い狐色でしたが)。
7、巻き始めの部分に軽くナイフで切り込みを入れておく(1cm間隔くらい)
8、氷水で冷やしながらあわ立てた生クリーム(150g、脂質40%以上のもの、砂糖30g)を巻き始めの部分に多く乗せ、まき終わりの部分には薄めに延ばす。
9、巻寿司の要領でまく。巻き始めはしっかり目にまく。
10、まき終わったらラップで包み、型崩れしないようバットなどに乗せて冷蔵庫へ。
11、1時間以上冷蔵庫で寝かせてから、好みのサイズに切っていただく。

今回は急遽パウンド型も使う羽目になったのし、スポンジがちょっと厚くてうまく負けなかったので、次回は卵2個で作ってみようっと。
ホールケーキのスポンジも同様に作れるそうなので、そのうちやってみようかな。
でも最近はアーモンドパウダーを買っちゃったので、それを作ったパウンドケーキとかマドレーヌにも興味深々。
旦那さんはやせなきゃいけないのにねえ。おいしいおいしいと、今日1人で半分以上食べちゃったよ。うれしいような悲しいような・・・